Steven Spielberg監督などハリウッドの著名人らが関わるVR制作会社、The Virtual Reality Company(VRC)が米国時間5月25日、同社初のアニメ作品「Raising A Rukus」をサムスンの「Gear VR」ヘッドセット向けに発売した。
「Raising A Rukus」は、風変わりな犬「Rukus」と共に冒険の旅に出る双子の物語で、「Oculus Store」において3.99ドル(390円)で販売されている。
VRに対しては、FacebookやGoogleといった大企業が巨額の投資を行っている。しかし、魅力的なコンテンツを見つけるのが困難なため、メインストリームの支持を得るには至っていない。VRCは、この新しいエンターテインメントフォーマットでリーダーとしての地位を得ようと奮闘している企業の1つである。
VRCは、2015年のMatt Damon主演映画「オデッセイ」をベースとするVRコンテンツ「The Martian VR Experience」の制作に携わったことや、別のファミリー向けVRプロジェクトでSteven Spielberg監督と共同作業していることでよく知られている。
「Raising A Rukus」は同社初の短編アニメであり、シリーズの最初の作品になる見通しだ。同作品には、ストーリーが「枝分かれ」するポイントがあり、視聴者はついて行くキャラクターを選ぶことができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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