WannaCryは、「Windows」の古いバージョンの脆弱性を利用するランサムウェアだ。これまでのところ、最も被害が多いのは「Windows 7」を使用するユーザーだという。
ここ1週間ほど、世界は過去最悪のサイバー攻撃に直面しており、病院や企業などに影響が及んでいる。この攻撃によって、150カ国で30万台超のマシンに感染したとされる。
セキュリティ企業Kaspersky Labが米国時間5月19日に公表したデータによると、感染したPCの約98%がWindows 7のいずれかのバージョンを実行していたという。約1.5%が「Windows Server 2008 R2」クライアントで、「Windows XP」の感染はわずかだったと、Kaspersky Labの研究担当ディレクターを務めるCostin Raiu氏はツイートで述べた。
Windows 7は2009年にリリースされたが、MicrosoftのOSで現在も最も普及しているバージョンだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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