キヤノンは4月13日、「パワープロジェクター」シリーズより、LCOS方式プロジェクタ「WUX6500/500ST」とDLP方式プロジェクタ「LV-HD420/X420」、およびDLP方式プロジェクター用交換レンズ「LX-IL08WZ」を発表した。発売は4月20日で、WUX500STのみ7月中旬の発売となる。キヤノンオンラインショプで販売予定の税別価格は以下のとおり。
WUX6500/500STは、反射型液晶LCOSパネルを搭載し、網目のような格子感を抑えた滑らかな映像投写が可能。WUXGA(1920×1200ピクセル)の解像度に対応し、WUX6500は6500lm、WUX500STは5000lmの映像投写を実現した。キヤノンの光学システム「AISYS(エイシス)」と映像エンジンにより、高輝度かつ高画質な映像投写を可能としている。
WUX6500は、LCOSパネルを3枚採用し、より滑らかな映像投写を追及。別売で、短焦点から超望遠まで対応する交換式の投写レンズを5本用意した。ズームやフォーカス位置などの登録ができる「ポジションメモリー機能」や、ネットワークを通した映像投写が可能な「ネットワークマルチプロジェクション機能」なども備える。
WUX500STは、高輝度ながら、高さ13.6cm×幅33.7cm×奥行き41.5cm、重量6.3kgの小型・軽量を実現。短い距離からの大画面投写ができ、約100型の映像を約1.2mの距離から投写可能だ。短焦点レンズにハイレンズシフト機構を搭載し、投写画面を上方に約75%、左右に約10%シフトすることが可能で、会議室の机の下からの投写など、設置の自由度が高い。
LV-HD420/X420は、いずれも高さ11.2cm×幅31.4cm×奥行き23.1cm、重量3.4kgと小型・軽量ながら、4200lmの明るさを実現。LV-HD420はフルハイビジョン(1920×1080ピクセル)、LV-X420はXGA(1024×768ピクセル)の解像度に対応した。
「イメージ モード機能」を搭載し、スタンダード/プレゼンテーション/シネマ/sRGB/ユーザー設定の選択が可能。「4点キーストーン補正機能」により、斜めからの投写でも鮮明な映像投写が可能だ。デジタルマイクロミラーデバイスを使用したDLP方式を採用し、経年劣化によるパネルの焼き付きや色あせが少ないという。
LX-IL08WZは、DLP方式プロジェクタ用の交換レンズ。投写距離と画像横幅の長さが、約1.07から1.61対1の投写比率を実現し、約100型の映像を約2.3mの短い距離から投写可能だ。非球面レンズ搭載により、最周辺部まで歪曲を抑えた映像の投写を可能としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス