東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は4月6日、ベンチャー企業や優れた事業アイディアを持つ人との協業によるビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム」を開催すると発表した。
ベンチャー企業をはじめ、さまざまなアイデアを持つ人から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源・情報資産を活用した提案を募集。アイデアのブラッシュアップを経て、新しいビジネスやサービスの創出を目指す。有望な提案には、同社リソースを提供するほか、賞金や要望に応じた出資などの支援を検討するという。
募集コースは「アクセラレーションコース」と「インキュベーションコース」の2つに分かれる。アクセラレーションコースは、すでに自社製品やサービスなどを持ち、起業から10年以内の企業が対象。事業化検討後に、テストマーケティングの実施を想定している。インキュベーションコースは、これから起業する人や起業後間もないスタートアップのほか、有望なアイデアがあり、JR東日本での事業化を希望する人が対象だ。
テーマは以下の7点。同社のスローガン「TICKET TO TOMORROW~未来のキップを、すべてのひとに。~」のもと、社会課題の解決などを実現する提案を募集する。
応募受付は、4月6日~5月31日まで。専用のウェブサイトから登録する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」