スマートフォンのディスプレイに組み込まれた指紋センサが、2017年中に登場するかもしれない。
サムスンなどの「Android」スマートフォンメーカー各社に指紋センサ技術を提供するSynapticsは、ガラス、セラミック、ポリマーといった素材の下に組み込める新たなセンサの製品群「FS4600」を発表した。このセンサは、端末の背面や前面、側面に配置可能で、四角、円形、楕円形、細長い長方形の形状にできるという。
このセンサは力検知(フォースセンシング)を備え、スワイプ操作にも対応する。
FS4600の新たな特徴のおかげで、メーカーが次世代スマートフォンに搭載する指紋センサは、ディスプレイとより継ぎ目なく一体化する可能性がある。サムスンは「Galaxy S8」の指紋センサを背面に移したが、もしSynapticsのこの技術を使えたなら、違うデザインになっていたかもしれない。Synapticsがこれを発表したことによって、2017年中にリリースが見込まれる「Galaxy Note8」に、この新型センサが搭載される可能性が出てきたことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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