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ペグを自動的に回すギター用チューナー「Roadie 2」--弦交換用ワインダーにも

 ギターという楽器は、温度や湿度の影響を受けてチューニングがずれやすい。演奏中もチョーキングやアーミングで音程が変わってしまう。1曲演奏する都度チューニングし直すことがよくある。そのため、ギタリストはチューニング作業に慣れて、特に負担を感じなくなる。

 しかし、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中のギター用チューナー「Roadie 2」を使えば、省力化の余地などないと思い込んでいたチューニング作業が楽になりそうだ。

(出典:Kickstarter)
ギターのチューニング作業が楽になるかも(出典:Kickstarter)

 Roadie 2は、ギターのペグ(糸巻き)にはめて使うチューナー。はめたペグに対応する弦を弾いて音を鳴らすと、自動的にペグを回して音程を合わせてくれる。マイクではなく振動センサで音を拾うので、騒がしい環境でも正しくチューニングできる。弦を一気に巻き取るワインダーとしても使えて、弦交換時にペグを何度もくるくる回す手間が省ける。

 一般的な6弦のエレキギターやアコースティックギターだけでなく、7弦ギター、12弦ギター、スチールギターもチューニングできる。ペグで音程を調整する弦楽器であれば、ウクレレ、マンドリン、バンジョーなどにも使える。ベースをチューニングするには、姉妹品の「Roadie Bass」を使う。

(出典:Roadie 2公式サイト)
エレキギターにも使える(出典:Roadie 2公式サイト)

 各弦の音程は、標準チューニングのほか、各種オープンチューニングや、ユーザーの独自チューニングが選べる。Bluetooth経由でスマートフォンと連携するが、チューニングなどはRoadie 2単体で実行可能。スマートフォンのアプリでは、チューニングする楽器や種類の選択、カポタストの有無などを設定しておける。

(出典:Kickstarter)
有機EL(OLED)ディスプレイとノブを回すUI(出典:Kickstarter)
(出典:Roadie 2公式サイト)
単体で使えるから貸し借りしやすい(出典:Roadie 2公式サイト)
(出典:Kickstarter)
アプリで各種設定が可能(出典:Kickstarter)

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間5月6日まで。記事執筆時点(日本時間3月30日11時)でキャンペーン期間は37日残っているが、すでに目標金額5万ドルの3倍を上回る約15万4000ドルの資金を集めている。


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