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「タチコマ」がセキュリティ対策ソフトに--KDDI総研ら7組織が開発、無償配布

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 KDDI総合研究所は3月27日、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究「Web媒介型攻撃対策技術の実用化に向けた研究開発」(WarpDrive)を本格始動し、「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」と連携して「電脳空間におけるタチコマ・リアライズ」に取り組むと発表した。

「WarpDrive」
「WarpDrive」

 このプロジェクトは、KDDI総合研究所、セキュアブレイン、横浜国立大学、神戸大学、構造計画研究所、岡山大学、金沢大学の7組織で受託したもので、2016年度にスタート。プロジェクトの方針検討を経て、WarpDrive(Web-based Attack Response with Practical and Deployable Research InitiatiVE)として3月25日から始動した。

 WarpDriveプロジェクトでは、「攻殻機動隊」に登場するサポートAIキャラクタ「タチコマ」をベースに、ウェブ媒介型攻撃対策用ソフトウェア「タチコマ・セキュリティ・エージェント」(タチコマSA)を開発。2017年度中にPC向けに無償配布し、実証実験を開始する予定だ。

 タチコマSAは、ウェブ媒介型攻撃を検知して防壁展開(悪性ウェブサイトへのアクセスをブロック)し、個々のPCに適した警告やアドバイスを提示する。また、大規模に分散したタチコマSAたちが並列化(情報集約・横断分析・新機能展開)を繰り返し、最新のサイバー攻撃に対処できるように成長するという。

 さらに、WarpDriveプロジェクトでは、2020年を目途にタチコマSAの保護対象をスマートフォンやIoT機器へと拡大していき、ユーザーの日常のさまざまな局面において、サイバーセキュリティの向上をサポートするサービス・製品の実現を目指すという。

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