カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループ会社であるカルチュア・エンタテインメントは3月21日、徳間書店の株式を取得し子会社化したと発表した。
徳間書店は60年の歴史を持つ総合出版社。「GoodsPress」「食楽」などのほか、「Animage」などを出版している。子会社化により、CCCグループの各事業と掛け合わせた企画を生み出し、より立体的で、新しいライフスタイル提案の創出を目指す。すでに、絶版となった本を全国のTSUTAYAの書店スタッフが中心となり、新たに復刊にむけプロデュースするプロジェクト「復刊プロデュース文庫」を、徳間書店から発刊している。
カルチュア・エンタテインメントは、出版や映像、音楽などエンタテインメント分野における企画、制作を担当。主なグループ会社に、雑誌「Pen」や「Newsweek」を扱うCCCメディアハウス、アートの文化を伝える「美術手帖」を扱う美術出版社、映画の企画、制作を担うC&Iエンタテインメントなどがある。
CCCグループによる徳間書店の買収は、3月14日に報じられたが、カルチュア・エンタテインメントは「出版社の株式を取得し子会社化するという報道がなされているが、当社が発表したものではない」とコメントしていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」