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スマホ2台持ちに便利なケース「DualCase」--2台を裏表に合体

 日常生活だけでなく、仕事の現場でもスマートフォンの利用が欠かせなくなってきた。個人所有のスマートフォンを職場で仕事に使うBYODが導入されている企業だと、1台をうまく使い分けると荷物が少なくなるし、管理の手間が省けて楽だ。しかし、セキュリティや業務システム互換性の問題などによりBYOD化できない環境だと、個人用と仕事用の2台を持ち歩く面倒が生ずる。

 そのような2台持ちを強いられる人のために、スマートフォン2台を一体化できるジャケット型ケース「DualCase」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。


スマホの2台持ちに便利なケース(出典:DualCase公式サイト)

 DualCaseは、スマートフォンを背面同士で合体させ、2台のスマートフォンをまとめて持ち歩けるケース。例えば、一方を個人用、反対面を仕事用のスマートフォンにしておくと、反転させて使い分けられる。2台がまとまっているのでバラバラにならず、そのままポケットやかばんに入れられて管理しやすい。


個人用と仕事用のスマホを表と裏で使い分け(出典:Kickstarter)
ひっくり替えして使い分け(出典:Kickstarter) ひっくり替えして使い分け(出典:Kickstarter)

 2台を分けて使いたいときには、スライドさせると簡単に分離できる。仕事を終えて帰宅するときなど、仕事用のスマートフォンだけ職場に置いて帰る、といったときに便利だ。


分けて使うことも可能(出典:DualCase公式サイト)
2台に分離できる(出典:Kickstarter) 2台に分離できる(出典:Kickstarter)

 2つのケースを合体させるため、各ケースの背面にはレールが設けられている。開発チームは、このレールに合わせたアクセサリの開発が可能だとしており、将来DualCaseに装着できるモバイルバッテリなど、さまざまな便利グッズが登場するかもしれない。

 DualCaseが対応しているスマートフォンは「iPhone 6」または「iPhone 7」だが、iPhone 6とほぼ同じ外観の「iPhone 6s」にも使えそうだ。iPhoneの「Plusサイズ」用モデルを開発する可能性があるほか、「Samsung Galaxy S7」や「Google Pixel」といったAndroidスマートフォン用モデルも作りたいという。対応モデルが増えれば、異なる種類のスマートフォン2台を合体させられるようになる。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間4月6日まで。目標金額の3万ドルに対し、記事執筆時点(日本時間3月13日11時)で集まった資金はまだ899ドル。キャンペーン期間はあと24日ある。

ビデオ(出典:Kickstarter)

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