自動車で混雑した道路を効率よく移動するには、譲り合いの精神を発揮した方がよい。合流地点や駐車場の出口でお互いに先を譲るように心がければ、結果的に車の流れがよくなる。
自分が譲られたときには、相手に感謝の気持ちを示そう。その際、クラクションを短く鳴らしたりハザードランプを点灯させたりする人が多いものの、クラクションは夜だと迷惑だし、ハザードランプは危険を知らせる本来の使い方と混同される心配があり、よい方法と言い難い。そのため、仕方なく手の合図や軽い会釈で済ませている。
そこで、お礼やさまざまなメッセージを後方のドライバーへ伝えられるLED電光掲示板「OTOTOK」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
OTOTOKは、自動車のリアウィンドウに吸盤で取り付け、LEDの光で後続の車へメッセージを伝えるデバイス。車間距離を広げて合流しやすくしてくれたときなどに、文字や絵文字で感謝の気持ちを表現できる。
スマートフォンとBluetooth連携させると、アプリで制御や表示メッセージ編集が可能。ただし、運転中にスマートフォンを操作するのは危険なので、メッセージ表示はオプションの無線リモコン「TokMote」を使おう。
TokMoteにはボタンが4つ設けられており、4種類のメッセージをワンタッチで表示し分けられる。これなら、運転中も周囲に注意を払ったまま、後ろのドライバーに適切な情報を見せられる。
LEDの光量は、直射日光に照らされている状況でも、10m後方から視認できるという。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間3月7日13時)で約7000ドルの資金を集めている。キャンペーン期間はあと1カ月ある。
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