ソフトバンクやSprint、通信事業者向け「ブロックチェーン」技術を共同開発へ

 ソフトバンクとその子会社である米国のSprint、米TBCASoftは2月24日、通信事業者向けブロックチェーン技術の共同開発を目的とした技術提携について合意したと発表した。

 TBCASoftは、通信事業者に特化したコンソーシアム型のブロックチェーン技術を開発しているスタートアップ企業。3社は、安全な決済や個人認証、IoT端末向けアプリなど、さまざまなサービスを実現する、通信事業者間のブロックチェーン・プラットフォームの構築を目指し、研究開発を推進する。

 2017年6月より、TBCASoftのブロックチェーン・プラットフォームを、ソフトバンクとSprintのシステムに接続する実証実験を開始する予定。関連技術や事業化へ向けた課題、各国の管轄官庁の法令や規制に関する検討においても、緊密に連携するという。

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