東芝は、2月14日に予定していた2017年3月期第3四半期決算の発表を延期した。
延期した理由は、独立監査人に対し第3四半期の四半期連結財務諸表を提出しているが、一部検証手続きと独立監査人によるレビュー手続きが完全に終了していないためとしている。延長が承認された場合の提出期限は3月14日になる。
東芝では、グループ会社である米ウェスチングハウスの不適切行為に対し調査を進めているが、追加の踏査報告と独立監査人によるレビュー手続きにはひと月程度の期間を要することが判明したとのこと。第3四半期の決算においては、原子力事業などによる巨額損失の計上が予想されていた。
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