Twitterが米国時間2月9日、第4四半期決算を発表した。売上高はアナリスト予想を下回った。広告収入は前年同期比でわずかに減少した。
広告収入は、前年同期比で1%減の6億3800万ドルとなった。Twitterによると、動画広告は好調を維持したが、プロモツイートによる収益が減少したという。Twitterの最高経営責任者(CEO)を務めるJack Dorsey氏は、広告製品の簡素化と差別化がTwitterの2017年の課題になると述べた。
第4四半期の純損失は1億6700万ドル、1株あたり23セントだった。売上高は前年同期比で1%増の7億1700万ドル、非GAAPベースの利益は1株あたり16セントとなった。
アナリスト予想では、第4四半期の売上高が7億4000万ドル、1株あたり利益は12セントとされていた。
月間アクティブユーザー数(MAU)は前四半期から約200万人増加し、3億1900万人となった。平均デイリーアクティブユーザー数(DAU)は前年同期比で11%増加した。
「トランプ・バンプ」は収益面でTwitterにほとんど好影響をもたらさなかったが、全国的な会話の中にブランド名が常に出ているという点で確実に効果がある。
「世界中がTwitterを見ている」とDorsey氏は述べた。「業績に関してはすべての人々の期待には添えていないかもしれないが、成長を続け、他社を上回るものが1つある。Twitterの影響力とインパクトだ。Twitterについて耳にせず1日を過ごすことはない」(Dorsey氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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