Sansanは2月3日、名刺アプリ「Eight」のメジャーアップデート(Version 8.0)を発表した。コンテンツファーストを意識して余計なものを削ぎ落とし、ユーザーのコンテンツが際立つ、シンプルなデザインへと変更された。
また、「フィード」「メッセージ」「ネットワーク」「プロフィール」という主要4機能についての最新情報も発表された。フィードについては、2015年7月の実装から日々多くのコンテンツが投稿されるようになり、1日あたりのアプリを立ち上げるユーザーの数は、1年間で約2倍に増えたという。主な投稿内容は、商品のリリース、イベントの告知、採用情報、自社のニュースが載った記事など。
メッセージについても、フィードで名刺交換した人の近況に触れる機会が増えたことも影響して利用が活性化。メッセージの送信数は、1年間で約3倍に増えているという。ネットワークについては、Eightを利用するユーザーが150万人に増加。また、すでに知り合いである可能性の高い人をリコメンドする精度が大幅に向上したことで、ユーザーひとりあたりの平均つながり数は1年間で約2倍に増加したという。
プロフィールについては、顔写真やキャリアサマリなど、名刺にはない自分を表現できるプロフィールにおいて新たに「学歴」の項目を追加。初対面の人と会う時など、共通の話題がこれまで以上に見つけやすくなったという。
同社によると、2016年12月に「企業ページ」をリリースし、これまでの人のつながりに加えて企業との関係性も可視化されるようになったという。今後は、企業の広報担当者が、企業ページを使って自社の情報を発信できる機能なども提供していく予定だとしている。
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