Facebookは米国時間2月1日、2016会計年度第4四半期(12月31日締め)の業績を発表した。全般的に予想を上回るものとなった。
同社の発表によると、第4四半期の純利益は35億6800万ドルで、1株あたり1.21ドル。非GAAPベースの利益は1株あたり1.41ドル、売上高は88億900万ドルだった。
アナリスト予想では1株あたり利益が1.31ドル、売上高が85億1000万ドルとされていた。
Facebookの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は決算発表の中で、「世界をつなぐという当社の使命は、これまで以上に重要になっている」と述べ、「2016年の当社の業績は好調だったが、人々を結びつける手助けをするために、これからやるべきことは多い」と続けた。
2016年の通期売上高は276億ドルで、2015年と比べて54%増加した。
世界最大のソーシャルネットワーク、Facebookの月間アクティブユーザー数(MAU)は、いまや18億6000万人を超えており、前年比17%増となっている。デイリーアクティブユーザー数(DAU)は12億3000万人で、前年同期比で18%増加した。
2016年はモバイル分野の伸びも順調だった。モバイルのMAUは、前年比21%増の17億4000万人に達し、DAUも23%増の11億5000万人となっている。
Facebookによると、第4四半期の広告売上高の84%を、モバイル広告の売り上げが占めたという。また、2016年の通年での設備投資額は44億9000万ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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