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UbuntuベースのノートPC「KDE Slimbook」が登場

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 中村智恵子 高森郁哉 (ガリレオ)2017年01月30日 10時18分
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UPDATE KDEコミュニティーの開発者とスペイン企業Slimbookが提携し、Ubuntuベースの「KDE neon OS」を実行する13.3インチ画面のノートPC「KDE Slimbook」を発売した。

 この新しいKDE Slimbookは、KDEのファンを対象に、購入してすぐソフトウェアとともに使えるハードウェアを提供することを目指すものだ。KDEはまた、このハードウェアによって、同OSが開発者コミュニティーだけでなく新しいユーザーにも広まることを期待している。


提供:KDE/Slimbook

 KDE Slimbookの価格は、2.3GHzの「Intel Core i5」プロセッサ搭載モデルが729ユーロ(約8万9800円)から、2.5GHzの「Intel Core i7」プロセッサ搭載モデルが849ユーロ(約10万4600円)からとなっている。Slimbookの仕様は最先端ではないが、一部のKDEファンにとって大きな魅力になりそうなのは、KDE開発者によってすべての動作がテスト済みという点だ。

 このノートPCの本体はシルバー色のアルミニウム製で、バックライト付きキーボード、4GバイトのRAM、120GバイトのSSDストレージを搭載する。USB 3.0ポート2基、ミニHDMIポート、SDおよびMMCカードリーダーを備えるほか、バッテリ容量は6800mAh、ディスプレイ解像度は1920x1080のフルHDとなっている。

 どちらのモデルも、RAMを8Gバイトまたは16Gバイトに、SSDを250Gバイトまたは500Gバイトにアップグレード可能だ。キーボードはスペイン語、英語、フランス語、ドイツ語のバージョンがある。先行予約は始まっているが、出荷は3月15日以降になる。

 KDE Slimbookに協力したThomas Pfeiffer氏は、KDE開発者がこのオープンソースOSを確実に使えるようにする最新の取り組みがこのSlimbookだと説明した。

 KDEのユーザーは、さまざまな問題に遭遇することがある。たとえば、KDEのデスクトップシェル「Plasma」環境や他のソフトウェアを利用していると、たいてい、ソフトウェア、OS、またはハードウェアとドライバのレイヤにおける互換性の問題から不具合が生じるのだ。

「たいていの場合、問題が起きている場所を正確に特定することは難しい」(Pfeiffer氏)

 OSのレイヤに取り組むため、KDEコミュニティーは、「Ubuntu 16.04 LTS(長期サポート版)」をベースとするKDE neonの開発者らとの協力を開始した。neon開発者の説明によると、neonは、KDEディストリビューションでないが、Ubuntuベースの最新KDEソフトウェアを含むKDEプロジェクトの1つだという。

 「2016年、OSレイヤをコントロールできるようにするべく、KDE neonがKDEコミュニティーに登場した。これはもちろん、われわれのソフトウェアを他のディストリビューションやOSに対応させないという意味ではなく、問題の原因となっている可能性のあるものとしてこのレイヤを除外できるようにするためだ」(Pfeiffer氏)

 KDE Slimbookは、コミュニティーがハードウェアレイヤに対処するために取り組んできたことの成果だ。Pfeiffer氏はハードウェアレイヤにについて、「以前は一切、手を加えることができなかった」と記している。

 Pfeiffer氏によると、今のところKDE SlimbookはKDE neonを搭載するモデルのみだが、Plasmaをプリインストールする他のディストリビューションを提供する可能性もあるという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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