Uberは最新の取り組みである「Uber Movement」を発表した。同社プラットフォームにおけるあらゆる交通データへのアクセスをサードパーティーに提供するものだ。
Uberによると、乗客とドライバーのプライバシー保護が最優先事項なので、個人識別情報やユーザーの行動を知られないようにするため、すべてのデータは匿名化およびアグリゲートされた後でサードパーティーに提供されるという。
Uberによると、アグリゲートされたデータにアクセスできれば、都市計画の担当者が既存インフラストラクチャの改良方法や今後の効率化ソリューションへの投資について決定を下すのに役立つのではないか、というフィードバックが頻繁に寄せられているという。
「この6年半の間にわれわれは都市のモビリティの未来、そしてそれが都市とそこに暮らす人々にとって意味することについて、多くを学んだ。皆に恩恵をもたらすやり方で都市を発展させるのにUber Movementが貢献できるものと期待している」(Uber)
Uber(現在の時価総額は680億ドル超)によると、Movementはクリエイティブコモンズの表示非営利ライセンスの下で、すべての知見を公開するという。今後数週間をかけて段階的に提供していく予定で、当初はシドニーなどが対象に含まれるとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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