テクノロジーシードインキュベーションは、1月27日より「Startup Hub Tokyo」(SHT)にて、起業を支援するサービスを開始する。
SHTは、東京都が「東京都長期ビジョン」の都市戦略や政策指針の事業の一環として開設する「TOKYO創業ステーション」の1階にオープンする施設で、同社が運営全般の業務受託をしている。SHTでは、起業に向けて初めの一歩を踏み出すための支援拠点として、起業を潜在的に希望している、または起業を準備している人に向けた的確な情報や、直面する課題に関する相談など、さまざまなサービスを提供する。
具体的には、「コンシェルジュ(相談)サービス」として、起業で成功を収めた実績をもつコンシェルジュが常駐。起業を望んでいるが、何ができるか漠然と迷い悩んでいる人、やりたいことが決まっていてビジネスパートナーを見つけたい人などに対して、コンシェルジュがサポートする。起業時の法務・税務手続き、経営のノウハウや起業後の成長戦略まで、気軽に相談できる環境を整えている。
また、「キッズルーム(託児所)」を完備しており、毎週火、木、土(事前予約が必要)は、保育士のいるキッズルームが利用可能。子育中で起業を検討している来場者が、子供を預けて自分の仕事についてゆっくり考えるスペースを提供する。
さらに、ラウンジと会員サロン起業に関する数百冊の蔵書の閲覧や、起業希望者同士の交流ができる共有空間のほか、登録(無料)すると、Wi-Fiやプリンタのある会員サロンも利用できる。
イベントスペースでは、セミナーやワークショップがほぼ連日開催されている。
なお、起業に興味を持つ方が自由に立ち寄れるように、夜間土日も開館。所在地の丸の内は、情報収集の拠点としての通いやすさに加え、実際の起業準備の段階でも、多くのビジネスパートナーを見つけやすい絶好のロケーションで、ビジネスを成功に導けるとしている。
テクノロジーシードインキュベーションによると、1月27日のオープンに先駆けて、「ロボットはコンテンツで動き出す~ロボット×コンテンツで生まれる新しいビジネス」(定員:100名、参加費:無料)を1月14日15時~18時に、「越境するクリエイティブ ーこれからの社会・経済をつくりだす力ー」(定員:100名、参加費:無料)を1月18日19時~21時に開催する。
また、起業に関わるイベントを多数開催するとしており、その1つとして、マサチューセッツ工科大学のビジネスクリエーションプログラム24stepsをベースとし、起業の基本的なルールとマインドセットを学ぶ講座「Tokyo DoCan(トウキョウドカン)~起業家たまご塾~」(全6回、3カ月間の連続講座。定員:30名、受講料:無料)を1月22日10時~開催する。会場は、東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 明治安田生命ビル1階。
事前説明会(同内容2回開催、各回定員100名)も予定しており、第1回は、1月11日19時30分~、第2回は1月16日19時30分~で開催される。
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