Cerevoは1月4日、話しかけると自動で変形・点灯するロボット・デスクライト「Lumigent」を開発したと発表した。発売は2017年秋ごろを予定しており、価格は4~7万円程度を想定している。
Lumigentは、音声認識機能と変形機構を搭載したLEDデスクライト。本体には4箇所の可動軸を備えており、折りたたまれた状態でスタンバイしつつ、ユーザーが「Hi Lumi, turn on」と呼びかけると、あらかじめ指定した位置まで自動で移動し、点灯する。
また、ライト部分には8メガピクセルのカメラを内蔵。机に置かれた書類などを撮影して、microSDカードに保存できるほか、同梱の無線LANアダプタを使用すれば、スマートフォンを介してクラウドサービスに転送可能だ。撮影も音声のみで実行でき、静止画・動画のほかタイムラプス撮影にも対応する。
スタンド部分には、Micro USB端子を搭載。PCと接続することで、ウェブカメラとしても使用可能。ビデオチャット開始時にLumigentに話しかけると、ライティングとは異なる、ビデオチャットに最適な位置に自動で変形する。
Lumigentは「CES 2017 Innovation Awards」を受賞しており、Cerevoが同賞を受賞するのは、ライブ配信機能搭載スイッチャー「LiveWedge」、3Dプリント技術を活用したIoTロードバイク「ORBITREC」に続き、3年連続になる。
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