Adobeが米国時間12月15日、好調な第4四半期決算(12月2日締め)を発表した。同社は記録的な増収の達成に向けて、積極的なクラウド戦略を推し進めている。
第4四半期の純利益は3億9960万ドル(1株あたり80セント)だった。
売上高は前年同期比23%増の16億1000万ドル、非GAAPベースの利益は1株あたり90セントだった。
金融アナリストらの予想では15億9000万ドル、1株あたり利益86セントになるとみられていた。
また、Adobeの年間の売上高は58億5000万ドル(1株あたり利益3.01ドル)となり、アナリストらの当初予想していた58億3000万ドル(1株あたり利益2.98ドル)を上回った。
最高経営責任者(CEO)のShantanu Narayen氏は、「市場をリードするAdobeのデジタルメディアおよびデジタルマーケティングソリューションは、顧客が上質なデジタル体験を設計し提供する方法に大変革をもたらしている。かなり大きい市場の勢いと強力なテクノロジの追い風を受けて、われわれは2017年を迎える」と述べた。
その他の業績として、「Adobe Marketing Cloud」および「Adobe Document Cloud」を含む同社のデジタルメディア事業の年間経常収益(ARR)は、第3四半期の37億ドルから40億1000万ドルに増加した。
「Adobe Creative Cloud」の売上高は8億8600万ドルで、前年同期比で33%増加した。 一方、Marketing Cloudは、前年同期比で32%増の4億6500万ドルとなった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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