NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は、11月22日に発生した福島県沖を震源とする地震にともない、災害用伝言掲示板と災害用音声お届けサービスを提供している。
この機能は、大きな災害が発生した場合に、各キャリアの携帯電話・スマートフォンからテキストメッセージや音声を登録し、家族や知人などがメッセージを確認できるシステム。音声回線が混雑して繋がりにくい場合でも、安否情報を届けられるほか、他社の携帯電話やスマートフォンからでもメッセージを受信できる。
ドコモのスマートフォンでは、「災害用キット」アプリか「dメニュー」から伝言板、音声お届けサービスが選択可能(iPhoneは災害用キットから利用可)。spモードのフィーチャーフォンでは、「MENUボタン」から「あんしん」に進むことで両機能とも利用できる。iモードのフィーチャーフォンでは、伝言板は「iメニュー」から「災害用安否確認」に進み、音声お届けサービスはMENUボタンから「電話機能」に進むと選択できる。
KDDIでは、iOS/Android用「au災害対策」アプリから両機能を利用可能。また、「4G LTEケータイ」「3Gケータイ」では伝言板が利用でき、4G LTEケータイでは、メニュー画面から「アプリ」、「au災害対策」に進み、3Gケータイでは、「EZボタン」からトップメニューに進むことで伝言板を選択できる。なお、音声メッセージの受信自体は3Gケータイ、4G LTEケータイともに可能だ。
ソフトバンクでは、iOS/Android向けに「災害用伝言板」アプリを提供しており、伝言板と音声お届けサービスが利用できる。「4G ケータイ」では、メインメニューから「サービス」あるいは「安心機能」と進むと伝言板・音声お届けサービスが選択できるほか、「3Gケータイ」の場合は、「ツール」から「災害用ツール」と進むと、両機能が選べるメニュー画面が表示される。
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