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壁のボタンでスマホの買い物メモを作る「BuyButtons」--思いついたら押すだけ

 買い物のときには買い忘れを防ぐため、メモを作ってから出かける。買い物メモは書くのが面倒だし、紙なので家族と共有できない。「Google Keep」のようなToDoリスト対応スマートフォン用メモアプリをオンライン共有する手もあるが、小さな画面で買う物を1つ1つチェックしていくのは意外と煩雑だ。

 そこで、スマートフォンからアクセスできる買い物メモを物理的なボタンで操作するシステム「BuyButtons」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。


スマホの買い物メモを物理的なボタンで操作(出典:公式Twitterアカウント)

 BuyButtonsは、家庭内の好きな場所に貼り付けたボタンを押すと、スマートフォン上の買い物メモに該当商品を追記してくれる買い物支援システム。あるボタンを特定の商品に割り当てておくことで、目的の商品を簡単に買い物メモへ追加していける。

 システムは、買う商品を指示するためのボタン「MainButton」「CategoryButton」「ProductButton」と、無線LAN(Wi-Fi)でインターネット接続し、各ボタンと無線通信して買い物情報をアプリへ送信するコントローラ「MasterHub」で構成される。ボタンは、買ってくる物を思いつくたび該当するボタンを押せるよう、キッチンや洗面所、リビング、寝室の壁などに貼り付けておく。


キッチンや風呂場などにボタンを貼っておく(出典:Indiegogo)

 例えば、風呂場の脱衣所の壁や鏡に「風呂場」という名前を付けたMainButtonを貼り付け、「オーラルケア用品」という名のCategoryButtonを接続し、そこに「歯ブラシ」「歯磨き粉」「洗口液」「デンタルフロス」といったProductButtonを接続する。歯磨き粉がなくなりそうになったら、「歯磨き粉」というボタンを押せば買い物メモの一覧に歯磨き粉が追加される仕組みだ。

 また、日常的に購入しない商品でも、BuyButtonsのボタンで買い物メモに登録できる。例えば、キッチンで砂糖ポットを壊してしまった場合、該当するProductButtonは用意されていないが、とりあえずMainButtonが適当なCategoryButtonを押しておく。するとアプリの一覧に「キッチン」といった項目が追加されるので、スマートフォンを操作して「砂糖ポット」などと書き換えればよい。


日常的に購入しない商品の場合は、とりあえずMainButtonなどを押す(左上から時計回り、出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は1万5000ドル。記事執筆時点(日本時間11月10日14時)で集まった資金はまだ252ドル。キャンペーン期間はあと22日ある。

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