ブイキューブは11月4日、同社のウェブ会議サービス「V-CUBE ミーティング5」の利用者に対し、「自動音声リアルタイム翻訳」機能(ベータ版)の無償提供を、11月3日に開始したと発表した。国際間での会議や打ち合わせ、研修などにおいて、利用言語が異なる参加者間の円滑なコミュニケーションを支援するとしている。
この機能を使うことで、V-CUBE ミーティングで会議した発話内容とその翻訳内容が、指定した言語でリアルタイムに文字表示されるようになる。接続拠点ごとの発話が個別にテキスト化されるため発言内容の認識が容易なほか、リアルタイム翻訳時のテキストの保存も可能だという。
音声認識可能な入力音声は、日本語、英語、中国語(北京語)、中国語(台湾)、アラビア語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語の11言語。翻訳可能な言語は、50言語に及ぶという。
音声認識と自動翻訳のエンジンには、アドバンスト・メディアの音声認識技術「AmiVoice(アミボイス)」と、マイクロソフトの「Microsoft Translator」を採用しているという。ブイキューブでは今後、より高い翻訳精度を実現させるため、3社で技術協力しながら機能開発を実施するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス