ゲーム動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」を展開するCyberZは10月22日と23日、同社が運営する賞金制eスポーツ大会「RAGE VOL.3 Shadowverse」のオフライン予選大会を開催した。
RAGEはCyberZが主催するeスポーツ大会として立ち上げ、2015年から開催されているイベント。「VOL.1」ではSuper Evil MegacorpのMOBA(Multiplayer online battle arena)ゲーム「Vainglory」(ベイングローリー)、「VOL.2」では引き続きVaingloryと、カプコンの対戦格闘ゲーム「ストリートファイターV」の2タイトルを使用して行われた。
今回はCygamesのデジタルトレーディングカードゲーム「Shadowverse」(シャドウバース)を使用。賞金総額は700万円、 優勝者には400万円を贈呈する大会として行われる。オンライン上ではなく、リアルな場で対戦するオフライン予選大会は1024名もの参加枠を設ける大規模なものだったが、約3000人を超える応募があったという。またOPENREC.tvによる中継では、予選大会ながらも同時接続者数1万人を超えた時間帯があったとしている。
RAGEの運営統括を務めるCyberZの大友真吾氏は、1000人規模の予選大会で参加枠を上回る応募者数があったことや、中継でも多くのユーザーが視聴したこと、熱戦が続いた試合を観戦して、デジタルカードゲームのポテンシャルを感じたという。
予選大会は2日間かけて決勝大会に出場することができる8名を選出。その決勝大会は11月23日にベルサール秋葉原にて開催予定。当日は地下1階のフロアをメインステージとし、1階でもなんらかの催しを予定しているという。
大友氏は「RAGEを通じて新しいスター選手を生み出していく」という考えと、出場者はアスリートであるという思いも含めて、専用のユニフォームを用意するなど選手にスポットを当てた演出も行っていくとしている。
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