ポラール・エレクトロ・ジャパンは10月5日、Android Wearを搭載したスマートウォッチ「Polar M600」を発表した。オンラインストアを含む全国のポラール製品正規取扱店で11月より発売する予定で、希望小売価格は4万4800円。
カラーはブラックとホワイトの2種類。年内に、交換ストラップとしてブラック、ホワイト、レッドを発売予定だ。
ポラールは、1982年に世界ではじめてトレーニング用の心拍計モニタ装置を開発したフィンランドの企業だ。競合他社との優位性について、「心拍計測の正確性に重きを置いていること。精度を追求しているところは多くない。スマートウォッチというよりはスポーツウォッチ by Android Wear」(ポラール・エレクトロ・ジャパン マーケティングマネージャーの齊藤陽一郎)と自信を見せる。
手軽な活動量計でも心拍計機能を持つデバイスは増えているが、心拍を計測する意義について、(1)スポーツ時の活動量を正しく知る(2)スポーツ時に目的別の心拍を確認できる──の2点があると説明する。そのためには、精度の高い測定技術が必要だとした。
2015年11月に発売した手首型心拍計「Polar A360」に続き、M600も光学式心拍計を採用。計測用のLEDの数を6個に増やすことで、スポーツ時の手首の激しい動きによる計測誤差を最小限に抑えたという。GPSの搭載、スイミングでも使用可能な10m防水機能を搭載する。アクティビティトラッカー(活動量計)としても利用でき、歩数や消費カロリー、睡眠の質などを計測できる。
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