「最強のテキスト入力マシン」--デジタルメモ「ポメラ」5年ぶりの後継モデル「DM200」 - (page 2)

坂本純子 (編集部)2016年10月04日 17時57分
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乾電池の採用をやめた理由

 キーピッチは17mm、キーストロークは1.2mmで、入力作業をより快適に行えるという。これまで乾電池で駆動することが特徴の一つだったポメラシリーズだが、「総合的に判断した結果、乾電池ではユーザーの満足がいかない駆動時間になる」(東山氏)として、リチウムイオンバッテリの採用を決めたことを明かした。スマートフォンの普及に伴い、モバイルバッテリを持ち歩く人が増えたことも理由の一つという。

DM200のポイント
DM200のポイント

iPhone/Macのメモアプリと双方向で編集できる「ポメラSync」に対応

 さらに、ポメラシリーズで初めて無線LANを搭載した。ポメラで作成した文章をメールで送信したり、iPhoneやMacに標準搭載されているメモアプリと同期して双方向で文章編集したりできる「ポメラSync」を搭載している。

 Gmailの「Notes」とメモアプリの連携機能を利用したもので、ポメラSyncを利用するにはGmailのアカウントが必要になる。

 このほか、Evernoteなどのクラウドストレージやプリンタ、メールサーバにポメラから直接ファイルをアップロードでき(受信は不可)、ポメラで作成した文章データを活用しやすくした。

 さらに無料のiOS専用アプリ「pomera QR code reader」を使用し、ポメラで作成した文章データをQRコードに変換して、スマートフォンなどで読み込むことも可能だ。最大で約5万文字までのデータの変換に対応する。

 オプションとして専用ケース「DMC5」(4300円)と、光沢タイプと低反射タイプのフィルムをセットにした専用保護フィルム「DMP7」(1800円)もラインアップする。発売日は10月21日を予定している。

オプションのケースとフィルム
オプションのケースとフィルム

ポメラは累積で30万台を突破

 2008年に発表したポメラ「DM10」から8年。累積で30万台を突破したという。ビジネスパーソンが重たいPCを持ち歩かずとも、出張先の会議や打ち合わせのメモ、記録を気軽にとれる“文具”としてスタートした製品だ。

 「実際に販売すると、記者や著名な小説家、芸能人などしっかりとした文章を書く必要性がある人から高い支持を得て、コアなファンを獲得した。今回の製品は、コアなファンの意見を踏まえた商品。ポメラの特徴、テキスト入力に特化したのは継承。入力のしやすさに磨きをかけたと自負する。ソフトとハードの両方から設計を見直した」(キングジム 常務取締役 開発本部長の亀田登信氏)と意気込みを見せた。初年度の販売目標は1万台。

キングジム 常務取締役 開発本部長の亀田登信氏(左)とキングジム 商品開発部の東山慎司氏(右)
キングジム 常務取締役 開発本部長の亀田登信氏(左)とキングジム 商品開発部の東山慎司氏(右)

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