キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は9月29日、サービス事業者向けのメール情報漏えい対策ソフトウエア「GUARDIANWALL Cloud Edition(ガーディアンウォール・クラウド・エディション)」の新バージョンを10月20日より提供開始すると発表した。提供価格は年額62万4000円(税別。契約期間中の保守も含む。50ユーザーの場合)から。
GUARDIANWALL Cloud Editionは、サービス事業者向けにマルチテナントやスケールアウトなどのクラウド環境に求められる機能を搭載した、メールフィルタリングアーカイブのためのソフトウェア。サービス事業者が提供するサービスのエンジンとして適しているほか、大企業がプライベートクラウド上に構築するグループ統合メール環境の情報漏えい対策にも適しているという。
バージョンアップでは、さまざまな利用者が簡単に使えるよう、管理画面の刷新とレポート機能の強化が行われている。また、以前からGUARDIANWALL Cloud Editionを利用しているサービス事業者から要求の高かった機能を追加し、付加価値の高いサービス提供を可能にしたとのこと。
新版の主な特徴は以下の通り。
管理画面を大幅に刷新し、直感的な操作が可能なユーザインターフェイスを実現。
利用実態のレポートを、統計・グラフでわかりやすく表示。また、グラフをクリックすることでドリルアップ・ダウン表示が可能。
以下の各機能を追加
・添付ファイル暗号化:送信メールの添付ファイルを自動的に暗号化
・宛先BCC変換:複数宛先の一斉送信メールの宛先をBCC変換し、誤送信を防止
・フィルタリングの適用通知:フィルタリング適用時に指定アドレスへBCC転送
GUARDIANWALL V8.1に実装されている個人情報検査機能を搭載。
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