Moffは10月4日、人気ゲーム「PAC-MAN(パックマン)」を、同社が提供する腕輪型のウェアラブルおもちゃ「Moff Band」で操作するゲームアプリ「Moff PAC-MAN」をリリースしたと発表した。
Moff PAC-MANは、スマートフォンやタブレットとBluetooth接続したMoff Bandを身につけ、ユーザー自身の腕の動きでパックマンを上下左右に動かしながら遊ぶ体感型ゲーム。迷路の中でゴーストから逃げたり、パワークッキーや高得点アイテムを食べたりしながら、ハイスコアやベストタイムを競い合う。
同作は、子どもや大人だけでなく、高齢者もターゲットにしているという。ゲームの進行と身体の動きを連結させることで、脳トレ感覚で楽しく認知力を鍛えつつ、軽い運動もできることから、特に健康増進や介護・認知症予防に関心の高いシニア世代に訴求したいとしている。
PAC-MANを提供するバンダイナムコエンターテインメントは、2015年9月にMoffへの出資を発表。今回リリースされるMoff PAC-MANは、両社による協業事業の第1弾となる。
両社は、Moff PAC-MANを1つのショーケースとして、フィットネス事業者や介護・認知症予防サービス事業者などの法人にも提供していくという。また、Moffが提供するMoff Bandやリアルタイムな3Dモーション認識技術、バンダイナムコエンターテインメントが保有するパックマンのIPなどを、自社の事業やサービスで活用したい事業者を募集するとしている。
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