腕輪型のウェアラブルおもちゃ「Moff Band」を販売するMoffは1月6日、バンダイナムコエンターテインメントとともに開発した、ゲームアプリ「PAC-MAN Powered by Moff」を、今春に配信することを発表した。これに先立ち、米国ラスベガスで開催されるイベント「CES」(1月6~9日)にてデモを披露する。
PAC-MAN Powered by Moffは、2015年9月のバンダイナムコエンターテインメントによるMoffへの出資に続く、協業事業の第1弾。スマートフォンやタブレットとBluetoothで接続するMoff Bandを活用し、ユーザーの腕の動きを利用して、パックマンを上下左右に動かすことで、家族でのフィットネスや運動を楽しくするアプリだという。
Moff独自のユーザーの動作・姿勢の変化をリアルタイムで認識するクラウドベースのウェアラブル技術と、バンダイナムコエンターテインメントのゲーム開発力を融合することで実現した。今後はフィットネス事業者を中心とした法人向けのソリューションサービスの提供も検討するとしている。
Moffの共同創業者兼CEO 高萩昭範氏は、「『PAC-MAN Powered by Moff』は、体を元気に動かしつつ昔ながらのゲームを楽しむといった新しいユーザー体験を、子どもを中心とした家族に対して提供いたします。我々は家族全員で身体を健康的にそして継続的に動かしてもらうことを目標としています」と話している。
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