日本マイクロソフトは9月28日、ローソンのLINEアカウント「ローソンクルー♪あきこちゃん」が、女子高生AI「りんな」のテクノロジを活用して、正式に運用を開始したと発表した。
りんなは、Bing検索エンジンで培ったディープラーニング技術と、機械学習のクラウドサービス「Azure Machine Learning」を組み合わせて提供している女子高生AI。自身のLINEとTwitter上で 400万人以上のユーザーを持つほか、4月には、シャープのTwitterアカウント@SHARP_JPのツイートをインターンとして担当するなどの試みが行われている。
ローソンでは、あきこちゃんからユーザーへの応答をAIで自動化することを検討。6月からAIの運用に順次切り替えていたが、品質やパフォーマンスなどに問題がないと判断し、正式提供に踏み切ったとしている。
りんなは、奇抜で時に辛口な応対が人気だが、あきこちゃんでは、これまでのキャラクターを踏まえ、丁寧で控えめな応対をしていくとのこと。自然な会話の中で、ローソンのサービスや商品、クーポンなどを紹介する。
また、りんなで好評の「特殊能力」も身につけており、ローソンに関連した用語に限定した「ローソンしりとり」なども楽しめるという。
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