発火問題の「Galaxy Note7」、回収率は約60%

Kent German (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 高森郁哉 (ガリレオ)2016年09月28日 10時31分

 「Galaxy Note7」の自主回収が始まってから1カ月近くがたち、サムスンは米国と韓国で60%以上を回収した。欧州では、57%のデバイスを回収したという。

 サムスン電子の欧州担当最高マーケティング責任者(CMO)、David Lowes氏は電子メールの声明で次のように述べた。「安全を最優先にする当社のメッセージが、Galaxy Note7の所有者に伝わっている。所有者らは適切に行動し、迅速かつ安全に新しいデバイスと交換している」

 サムスンは、少数のNote7で爆発を引き起こしたバッテリの不具合に対応するため、世界各国で9月2日に自主回収を開始した。米消費者製品安全委員会(CPSC)は米国時間9月9日、米国在住者に対するリコールを公式に発表している。

 サムスンは9月、新しいバッテリを搭載した交換用デバイスの配布を開始した。手持ちのデバイスをまだ返品していないNote7ユーザーは、デバイスの電源をすぐに落とし、購入した店舗に持ち込むよう推奨されている。


バッテリに発火のおそれがあるGalaxy Note7
提供:Josh Miller/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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