KDDIは9月21日、兵庫県豊岡市の課題を解決することによる地域活性化を目的とした包括協定を、豊岡市と締結したと発表した。
豊岡市とKDDIのグループ会社であるワイヤ・アンド・ワイヤレスは、2015年4月より、訪日外国人観光客の誘致による地域の活性化を図る「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトを開始。また、コロプラとKDDIは、2015年10月より、豊岡市内の観光動態分析に向けた協議を進めてきたという。
こうした背景のもと、観光だけでなくさまざまな分野において、KDDIのもつアセットなどを活用し、より包括的に豊岡市の地域活性の取り組みを推進できるように、同協定の締結に至ったという。
KDDIと豊岡市は、国内観光客と訪日外国人観光客に対し、ビッグデータを活用した観光動態の分析を行い、豊岡市の持つ観光資源を有効に活用して観光の活性化を図る。また、KDDIが運営する「au WALLET Market」のネットショッピングサービスにおいて特集を開催し、「豊岡鞄」や「コウノトリ育むお米」など、豊岡市の特産品を取り扱う。
さらに、仕事や暮らしなどの“生活”の質を向上させる施策や、ICTを活用した農業・漁業支援など、地域課題を解決するための包括的な取り組みについて検討を進めるとしている。
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