オンキヨー&パイオニアイノベーションズは9月14日、DACを2基搭載したハイレゾ対応ポータブルデジタルオーディオプレーヤーとして、オンキヨーブランドより「DP-X1A」(想定税別価格:7万9800円)を、パイオニアブランドより「XDP-300R」(同:6万9800円)を発表した。10月上旬に発売する。
両機種とも、DSDは11.2MHz、FLAC/WAVは384kHz/24bit、MQAのハイレゾ音源再生に対応。オーディオ回路にはESS製「SABRE DAC ES9018K2M」、アンプ部には「SABRE 9601K」をそれぞれ2個搭載し、クリアで広がりのある音を実現した。バランス回路は通常の「BTLバランス駆動」に加え、「Active Control GND駆動」が可能だ。
Android CPU基板とオーディオ(DAC/アンプ)基板を別基板にする「筐体内基板セパレーション構造」の採用や、ヘッドホンジャック周りにアナログ回路のみを集約し、スイッチング電源は離して配置するなどして、ノイズ混入を防止。「Qualcomm Snapdragon 800」搭載で、高い操作性と処理能力を実現した。
ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」専用のダウンローダ機能を搭載し、PCを介さずに、購入した楽曲を直接DAP本体へダウンロード可能。Google Playにアクセスして、音楽や動画ストリーミング、ゲームなどのアプリを入手できる。
両機種とも4.7インチの大画面タッチパネルを搭載し、DP-X1Aはオンキヨーオリジナルのフリック操作で曲送りや曲戻し、サークルプログレスバーなどを直感的に操作することが可能。XDP-300Rはパイオニアブランドオリジナルの縦スクロールGUIを採用し、使用頻度の高い項目を再生画面の上下に配置した縦スクロールにより、高速アクセスを実現した。
2.5mm4極バランスヘッドホン端子と、Line outモードに対応した 3.5mm3極ヘッドホン端子を搭載し、aptX対応のBluetooth機能も搭載。Wi-Fi/Wi-Fi Direct/Bluetoothによるテザリング接続で、ストリーミングサービスの再生が可能だ。micro SDカードスロットを2個搭載し、DP-X1A(内蔵ストレージ:64Gバイト)は最大464Gバイトまで、XDP-300R(同:32Gバイト)は最大432Gバイトまで拡張可能な「トリプルストレージ設計」を採用した。
DP-X1Aの本体カラーはブラックのみ。XDP-300Rはシルバーとブラッの2色を用意している。
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