中高生向けのプログラミング教育事業を手がけるライフイズテックは9月12日、総額約7億円の資金を調達したことを発表した。出資したのは、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、ジャフコ、電通デジタル・ホールディングス、ベクトル、Mistletoe、KSK Angel Fundなど。今回の資金調達を含め、累計の資金調達額は約10億円となる。
なお、出資したKSK Angel Fundは、ACミラン所属・日本代表プロサッカー選手で起業家・教育者でもある本田圭佑氏さんが「次世代に少しでもより平和で明るい未来を残す」ことを目的に立ち上げた投資ファンドで、ライフイズテックは第1号投資先になるという。
ライフイズテックは、2011年から中学生・高校生向けにICTやプログラミングを学ぶキャンプやスクールを実施しており、これまでに累計2万人以上の学生が参加しているという。また、シンガポール、オーストラリアでもプログラミングキャンプを展開しているそうだ。
さらに、中高生向けの起業家育成プログラム「Be Startup」、女性向けプログラム「Code Girls」、教員向けサービス「TECH for TEACHERS」など、さまざまな教育サービスを提供してきた。
今後は、新たに調達した資金を活用して、地域や経済によるプログラミング教育格差の是正を目的とした、プログラミング教育のSNS「MOZER」の開発を進めるほか、海外での事業展開を推進するとしている。
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