Appleは9月7日(米国時間)に、iPhoneの新モデル「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」を発表した。新モデルの特徴として、イヤホンジャックが廃止され、Lightningコネクタを採用したイヤホン「EarPods」と、Lightningコネクタから3.5mmのイヤホンジャックに変換するアダプタが同梱されることになった。
イヤホンジャックは、さまざま用途で利用されており、Squareが提供するクレジットカードリーダもその一つだ。同社広報担当者にiPhone 7での対応について確認したところ、「iPhone 7/iPhone 7 Plusに同梱されるLightningとイヤホンジャックの変換アダプタでの利用は確認済み」としている。
クレジットカード決済サービスで、イヤホンジャックタイプのリーダを販売しているのは今のところSquareのみ。同業の楽天スマートペイやCoineyでは、Bluetoothで接続するタイプのハンディ端末をメインで取り扱っており、影響はなさそうだ(Coineyでは、イヤホンジャックリーダのサポートを2016年6月末で終了している)。
Squareでもすでに、Bluetooth接続に対応したハンディタイプのクレジットカードリーダを米国で販売しており、日本への導入も時期は未定ながらも「検討している」という。このリーダでは、ICタイプのクレジットカードに対応するほか、NFCをサポートし、米国ではApple PayやAndroid Payが利用できるとしている。
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