カメラはオートフォーカスが当たり前になって、ピントを合わせという操作をあまりしなくなった。しかし、ワンランク上の写真やビデオを撮るのなら、マニュアルフォーカスに切り替え、狙った位置に焦点を置くとよい。ただし、スムーズに合焦させるのは慣れないと難しく、特にビデオだとピント位置が意図に反して前後すると見苦しい映像になってしまう。
そこで、ピントをあらかじめ設定した位置にピタっと合わせるためのカメラ用アクセサリ「FocusShifter」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
FocusShifterは、一眼レフやミラーレス一眼など、レンズがある程度大きなカメラに取り付ける撮影支援グッズ。レンズに取り付け、フォーカスリングに固定したレバーを動かして焦点を調整する。クリップのクリップで合焦位置を設定しておくと、レバー操作で一気にピントを合わせられる。
利用可能なレンズは、フォーカスリングの直径が56mmから98mmのもの。クリップを挟むマーカーボードをレンズに固定するため、ズームレンズより単焦点レンズの方が取り付けやすいという。ズームレンズに使う場合は、フォーカスリングとズームリングとのあいだに少なくとも12mm幅の動かない部分が必要だ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間9月2日まで。記事執筆時点(日本時間8月30日12時)でキャンペーン期間は3日残っているが、すでに目標金額5000ドルを上回る約7200ドルの資金を集めている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのBioSHADOWが誘う
心地良い室内空間のつくりかた