Domino's Pizza Enterprisesがニュージーランドのオークランドで現地時間8月25日、ドローンによるピザ宅配をテストした。2016年中に予定されているピザのドローン宅配の開始に向けて、準備は万端のようだ。
ドローン宅配はニュージーランドの1店舗のみで開始される予定だが、ニュージーランドは2015年に商用ドローン宅配を承認している。
Domino'sのグループ最高経営責任者(CEO)兼マネージングディレクターであるDon Meij氏は発表の中で、「ドローンを使用することで、交通やアクセスなどの障壁を取り払い、宅配エリアを拡大することが可能になるほか、より高速で安全な宅配オプションも提供できるようになる。つまり、われわれは現在の宅配エリアの圏外に住む僻地のお客様にもピザをお届けし、都市部のお客様にはこれまでより短時間で宅配できるようになる」と述べた。
Meij氏は、「ドローン宅配のような革新的技術を導入することで、お客様は最先端のテクノロジと、シュプリームピザを空から自宅に届けてもらう利便性を体験できるようになる」と言い添えた。Domino'sは2016年、「Domino's Robotic Unit」(DRU)と呼ばれる車輪付き宅配ロボットのプロトタイプを披露している。
テストに使われたドローンは、ドローン宅配を手がけるFlirteyが開発したものだ。
FlirteyのMatt Sweeny氏は、「スマートフォンでボタンを押せば、Domino'sのピザをドローンで自宅に届けてもらえる時代がすぐそこまで来ている」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」