freeeは8月15日、住信SBIネットとの入出金明細取り込みにおけるAPI連携を開始したと発表した。
これにより、ユーザーは「クラウド会計ソフト freee」にインターネットバンキングのログインID・パスワードを保存することなく、住信SBIネット銀行の入出金データが同期できるようになる。なお、従来より住信SBIネット銀行の口座をクラウド会計ソフト freeeに登録していたユーザーは、順次API方式へ切り替えとなる。
両社は、今回のAPI連携を皮切りに、freeeとインターネットバンキングの連携をベースとした振込手続き効率化サービスの共同開発の検討を開始する。なお、手続きの方式としては、これから具体化するとしている。
従来の振込手続きでは、会計ソフト上で生成された振込データを、別途ログインしたネットバンキングにアップロードする作業が発生していた。この取り組みが実現することで、クラウド会計ソフトとして初めての、振込手続きでのネットバンキングとの連携事例になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」