任天堂、1Q決算で245億円の大幅な赤字に--円高も影響

佐藤和也 (編集部)2016年07月28日 11時27分
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 任天堂は7月27日、2017年3月期第1四半期(2016年4~6月)の連結決算を発表。売上高は619億6900万円(前年同期比31.3%減)、営業損益51億3400万円の赤字(前年同期11億円の黒字)、経常損益は386億7400万円の赤字(同142億円の黒字)、最終損益は245億3400万円の赤字(同82億円の黒字)となり、大幅な減収かつ赤字決算となった。

 開示されている決算短信によれば、「ニンテンドー3DS」のハードウェアの販売台数は前年同期比7%減の94万台、「Wii U」のハードウェアの販売台数が前年同期比53%減の22万台と低迷したことや、追加コンテンツによる売上が落ち込んだダウンロード売上が、前年同期と比較して減少したこと。さらに為替レートが大きく円高に推移したことによる影響も加わり、為替差損が350億円発生した結果、最終損益として大きな赤字になったとしている。

 2017年3月通期の業績予想については、直近に公表されている業績予想からの修正はないとし、売上高5000億円(前年同期比0.9%減)、営業利益450億円(同36.9%増)、経常利益450億円(同56.3%増)、最終利益350億円(同112.1%増)を見込む。

 任天堂では、7月22日に配信された位置情報ゲーム「Pokemon GO」が話題となったことから、業績に与える影響についての見解を発表。「連結業績に与える影響は限定的」としていた。

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