Twitterは米国時間7月21日、ライブストリーミングアプリ「Periscope」向けに複数の新しいツールを発表した。ライブストリーミングのハイライトシーンをリプレイできる機能のほか、動画を検索して視聴したり、Periscopesをツイートに埋め込んで再生したりできる新機能もある。
「Android」版では、Periscopeを起動すると生放送が音声ミュートで自動再生される。この機能は、「Global Feed」(グローバルフィード)と「Watch」(視聴)タブで利用可能だ。
ライブストリーミングツールの人気は、この数カ月間で高まっている。最近もっぱら注目を集めているのは、Facebookが独自に開発した「Facebook Live」で、テキサス州ダラスで5名の警官が銃で撃たれて死亡した事件など、さまざまなニュースで中心的な存在となっている。Facebook Liveの登場により、Twitterは課題に直面することになった。Twitterは2015年1月にPeriscopeを買収してから正式にサービスを立ち上げ、それ以来Twitterプラットフォームへの統合に取り組んでいる。
新しい機能の中でも、ハイライトシーンのリプレイ機能は、Periscopeアプリの熱心なユーザーにとって最も関心の高いツールかもしれない。ライブ動画が配信されるたびにPeriscopeが短いハイライト動画を作成してくれるため、アプリのホーム画面にアクセスしたユーザーは、見逃したライブ動画をすばやく確認し、どの動画を全編再生するかを決めることができる。
Periscopeは、「ハイライト動画にどのシーンを含めるか決定するために、さまざまな指標に注目している」とし、時間をかけて改善していくことを明らかにしている。
ハイライトシーンのリプレイ機能は、「iOS」およびAndroidを搭載したスマートフォンを持つPeriscopeのユーザーを対象として、数日中に提供される予定だ。また自動再生機能はAndroid向けにまもなく提供されるが、iOSへの提供は後日になるとのことで、具体的な日程は明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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