人間の耳はとてもデリケートな器官で、大音量にさらされると回復不可能なダメージを受け、聴力が低下してしまう。爆音のライブ、騒音のあふれる工事現場、ボリュームを上げすぎた音楽プレーヤなど、日常生活でも危険な場面は多い。
そこで、大きな音を遮りつつ、聴きたい音を強調してくれる「H2P」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
H2Pは、補聴器や無線イヤホンのように、左右それぞれの耳に装着して使うデバイス。85デシベルを上回る危険な大きさの騒音を小さく抑えると同時に、それ以外の音を増幅して聞きやすくするとしている。
音量は、側面のダイヤルで調整可能。バッテリは交換式なので、予備を用意しておけば充電で使えない、という状況を避けられる。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間7月7日12時)でキャンペーン期間は16日残っているが、すでに目標の5倍近い約12万2000ドルの資金を集めている。
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