米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「Kepler」のTwitterアカウントでは、Keplerの新惑星発見に関する情報を知り、さまざまなアーティストによる不思議な新世界にまつわるコンセプト画像を見ることができる。このアカウント「@NASAKepler」が米国時間7月6日、何者かによってハッキングされ、ハッカーが投稿した女性のおしりの画像が数分間にわたって表示された。
認証済みのTwitterアカウントを対象とした削除ツイートを追跡するサイトPostGhostによると、このいたずらツイートは投稿から16分後に削除されたという。Keplerアカウントはその後、「われわれのアカウントが一時的に乗っ取られた。現在は復旧しており、新しい惑星の発見についてお知らせできるようになった」とのメッセージをツイートした。
この下品なツイートに触発されて、Twitter上には宇宙ファンらによるジョークが数多く投稿された。
Kepler望遠鏡は通常、惑星の発見などでニュースになる。たとえば、生命居住可能な領域内で発見された9つの惑星だ。生命居住可能な領域では、水や生命が存在するのに適した条件が整っている可能性がある。
Twitterで、NASAのKeplerアカウントがハッカーの標的とされるのは異例のことのように思える。NASAのソーシャルメディアマネージャーJohn Yembrick氏は、電子メールで「われわれは、Twitterに関する今回の事件について原因を調査中だ」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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