イヤホンやヘッドホンを使わず、周囲の音を遮らないで個人的に音楽を楽しむとしたら、最初に思い浮かべるのは「Zungle Panther」のような骨伝導式のデバイスだろう。これに対し、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中の「Necksound」は、スピーカを首からぶら下げるというシンプルなアプローチを採用した。
Necksoundは、首かけ式のBluetoothワイヤレススピーカ。スマートフォンなどと無線接続し、音楽などを再生できる。4GBのストレージメモリを内蔵し、スマートフォンなしでも音楽を聴ける。耳をふさがないため、ランニングやウォーキング、サイクリングなどのスポーツと音楽を安全に両立させられる。
1台のスマートフォンに最大3つのNecksoundを接続でき、仲間と同じ音楽やプレイリストが楽しめる。周囲に音を漏らしたくない場合には、イヤホンを接続してBluetoothレシーバとして使うことも可能。
マイクも備え、通話用ヘッドセットとしても使える。着信や各種通知は、バイブレーションで首に伝えられる。
スポーツ中に使うことを想定し、水や汗、ほこりに強いシリコン製ボディを採用。肌に触れさせていても、アレルギーの心配が少ない素材だそうだ。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月14日まで。目標金額の3万ユーロに対し、記事執筆時点(日本時間7月6日13時)で約12万ユーロの資金を集めている。キャンペーン期間はあと39日ある。
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