Androidアプリレビュー

お店やスポットの名前や評価を地図上に記録できるアプリ「自分地図」

アプリ名:自分地図
バージョン:2.4
金額:無料(2016年7月10日時点)
カテゴリ:旅行&地域
開発:BEAM Co.,Ltd
使用端末:Nexus 6P
おすすめ度:★★★★☆

 「自分地図」は、地図上の現在地にメモを記入できるアプリだ。ジャンルや名前、評価などをつけられるほか、画像を添付することもできるので、お店やスポットの訪問記録を残す用途に向いている。

 アプリを起動すると、まず地図画面が表示される。自分が今いる現在地がマークで表示されるので、それをダブルタップすると詳細を記入するための画面が表示される。必要な項目を記入して保存を終えると、地図上でのアイコンがピンマークに切り替わる。あとは必要な時にそのピンマークをタップすれば、自分が記入した情報をいつでも呼び出して確認できるというわけだ。

  • ホーム画面。地図上に現在位置が表示されている。ダブルタップすると情報登録画面が表示される

  • スポットの登録画面。項目数は多いがブランクのままでも登録は可能。画像が登録できるのはほかのアプリにはあまりないメリットの1つ

  • 登録したスポット情報は地図上のピンマークをタップすることでいつでも表示および編集が可能

 記入できる項目は、ジャンル、名前、日付、満足度、画像、コメントの6種類と多岐にわたっている。ジャンルは新規に作成する以外に、過去に入力したジャンルをプルダウンから選ぶこともできる。また日付はダイアログから入力できるなど、なるべくすばやく入力できるよう工夫されている。満足度を星5つから選択することも可能なので、お店やスポットの情報を登録したうえで、5段階で評価をつけるという用途にぴったりだ。

 記入済みのスポットを検索するには、地図画面のオプションで「検索」を選び、ジャンルと満足度、および日付(の範囲)で絞り込める。名前でのフリーワード検索は行えないものの、5段階の満足度のうち5だけをリストアップするという使い方ができるのはよい。このほか、「地図検索」機能では、自分が入力したスポット情報以外の、もともと地図上に存在していたさまざまな施設をフリーワードで検索できる。

  • オプションを表示したところ。「検索」はスポット情報の検索、「地図検索」はスポット情報とは無関係に特定の地域などを呼び出す際に使用する

  • 「検索」機能を使うとジャンルや満足度、日付(の範囲)でスポット情報を絞り込める

  • オプション画面。バックアップおよびインポート機能が用意されている

 このように機能は充実しているのだが、やや使いづらいと感じるのは、スポットを検索する際に、満足度で5段階のうち「4以上」という指定ができず、5段階で「4」を選んだ場合は、評価4のスポットしか表示されないこと。お店やスポットを呼び出す際は、評価がいくつ以上という条件で絞り込むことが多いと考えられるので、「4」は「4以上」、「3」は「3以上」という意味にしたほうが、使い勝手がよくなるのではと感じた。

 また、スポットを登録する際、住所の情報を自動的に取得してくれないのも、使い勝手を悪くしている。同種アプリでは、GPS情報を保存するのと同時に住所も自動取得してくれるのだが、本アプリはあくまで地図上で座標を見ることしかできない。データのバックアップ/インポート機能も用意されるなど、端末が変わっても使い続けられるよう工夫されているだけに、今後はユーザビリティ面の向上を期待したいところだ。

>>「自分地図」のダウンロードはこちらから

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]