FiNCとガイドデントは6月29日、法人向けの健康促進サービス「FiNCプラス」を、7月1日から歯科医院向けに提供することを発表した。
FiNCプラスは、従業員の満足度向上やリスクマネジメントを目的とした企業向けのウェルネスサービス。4月より月額約500円/1人で提供している。このサービスにより、従業員はスマートフォンやPCを通して健康状態を閲覧できるほか、チャットを利用して栄養士やトレーナー、臨床心理士や薬剤師などの専門家に健康相談できるようになる。
また、提携先フィットネスクラブなどの優待割引が受けられるほか、食事・運動タスクの実行などにより付与されるポイントを、フィットネスクラブなどの施設利用やヘルスケアに特化したECサイトで利用できる。従業員の家族も追加費用不要でFiNCプラスを利用できるという。
FiNC広報によれば、歯科医院には(1)従業員が病気になっても休めないことが多い職業であるため、予防や健康管理が求められている、(2)個人の開業医が多いことから、福利厚生が導入されていない医院も多い、といった課題があったという。FiNCプラスによって、こうした課題を解決したい考えだ。
ガイドデントがこれまで構築してきた多数の歯科医院とのネットワークと、FiNCが蓄積してきたデータやソリューションを活用し、1年間で1000件のFiNCプラス導入を目指すとしている。また、希望する歯科医院には、2015年12月から義務化された「職業性ストレスチェック」を無料で提供するという。
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