スマートフォンの価格をコーヒー1杯と同じ水準まで下げることが本当に可能なのだろうか。あるインド企業が全社を挙げてそれに取り組んでいる。
2016年に入って世界中の人々の疑念を招いたインドのスマートフォン企業Ringing Bellsは、怪しいほど安い「Freedom 251」スマートフォンの出荷を現地時間6月30日より開始することを発表した。
今回の発表前から、同社は251ルピー(およそ3.70ドル)のエントリーレベルの4インチ「Android」スマートフォンFreedom 251を6月中に出荷することを約束していた。
Ringing Bellsの創設者兼最高経営責任者(CEO)のMohit Goel氏はIANSとのインタビューで、20万台以上のFreedom 251を出荷する準備が整っていることを明かした。
Goel氏がかつてThe Times of Indiaに述べたところによると、Ringing BellsはFreedom 251へのアプリ搭載で複数のソフトウェア企業と提携しており、その売り上げのおかげで、同スマートフォンを251ルピーで販売することが可能になっているという。しかし、Ringing Bellsはそれでも1台あたり140~150ルピーの損失を被っており、政府からの支援を求めていることを同氏はIANSに認めた。
報道によると、まもなく消費者への出荷が開始予定のFreedom 251は、デュアルSIM機能、1GバイトのRAM、1.3GHzのプロセッサ(チップセットメーカー名は不明)、8Gバイトの内部ストレージ、8メガピクセルの背面カメラ、3.2メガピクセルの前面カメラ、1800mAhのバッテリを搭載するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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