ヤフーは6月23日、同社のスマートフォン向けIoTプラットフォーム「myThings」が、災害情報や避難情報を通知する「Yahoo!防災速報」と連携したと発表した。
myThingsは、IoT製品やスマート家電と既存のウェブサービスを組み合わせることで、ユーザー自身が新しい使い方を生み出せるスマートフォンアプリ。「外出する際に玄関を閉めたら、消し忘れた家の電気を消す」「動画共有サイトで好みの動画が公開されたら通知する」など、使い方はさまざまだ。
今回の連携により、Yahoo!防災速報が地震情報、津波予報などの通知を受信すると、myThingsであらかじめ設定されたスキームを実行する。例えば、電気やテレビなどの家電製品を操作できるリモコン端末「iRemocon」と組み合わせ、「地震情報を受信したら、部屋の電気やテレビを自動でつける」「地震情報を受信したら、必要な情報などを家族にメールする」というスキームを事前に登録できる。
また、コミュニケーションロボット「BOCCO」やシャープの製品群「ともだち家電」と組み合わせて、「津波予報を受信したら、BOCCOやともだち家電が発話して通知する」といったことにも対応する。
まずは、Yahoo!防災速報で提供している情報のうち、「地震情報」と「津波予報」の連携を開始。2016年夏ごろには「熱中症情報」も提供する予定としている。
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