ピクセラはIMAGICA TVと共同で、7月に開催されるサッカーの試合をパノラマVRでライブ配信すると発表した。実証実験として行う。
実証実験は複数台の360度撮影カメラをスタジアム内に設置し、LTE通信でパノラマVR配信サーバに送信、スマートフォンやタブレットで専用アプリ「パノミル」を用いて視聴できるとのこと。
視聴者は手元のスマートフォンやタブレットの画面上でカメラを切り換えることで、ゴールキーパーの背後からのアングルや、左サイドバックからなど好きな方向から360度パノラマVRを視聴できる。
IMAGICA TVがプロデュース、撮影を担い、ピクセラはパノラマVRシステムを担当する。今後はスコアや選手データとの連動や、試合情報、ユーザー情報を合わせた広告などの画面上表示、スマートフォンやタブレットにとどまらないマルチデバイス対応などの改良を実施していくとのこと。
ピクセラでは、一般の視聴者に配信する大規模実証実験につなげ、商用サービスとしての早期実現を目指すとしている。
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