「パズドラ」の不正ツールを作成、ウェブサイトなどで公開した被疑者が逮捕

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは6月15日、スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)のゲームデータを不正に改ざんできるツールを作成したとして、神奈川県警が被疑者1名を逮捕したと、同社の公式サイトにて公表した。

 逮捕容疑は、自分の所持しているモンスターのステータスを任意の値に変更し、難易度の高いダンジョンも簡単にクリアできるよう、パズドラのゲームデータを不正に解読。改ざんできるツールを開発して、ウェブサイトにて公開したことによる著作権法違反の疑いとしている。

 同社ではこれまでも不正にゲームをプレイする行為をはじめ、利用規約に反する行為に対してアカウント停止などの措置を行っているとし、直近では6月14日に、ゲームデータの改ざんなどを行いゲームを有利に進行する行為を確認したため、該当IDのアカウント停止・凍結措置を行ったという。

 同社では不正なゲームプレイ行為について「ゲーム内のみの措置にとどまらず、本件同様、著作権法違反などの現実社会における罪に問われる可能性がありますので、絶対におこなわないでください」と呼びかけている。

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