Amazon.comの最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Bezos氏は米国時間6月7日、同社がインドで30億ドルを追加投資すると発表した。これで同国におけるAmazonの投資総額は50億ドルに達する。
インドのEコマース市場は成長を続けており、Morgan Stanley Researchの推計では、2020年までに1190億ドル規模になると予想されている。Bezos氏自身も、Amazon Indiaの業績が「当社の最も野心的な計画目標さえも上回っている」ことを明らかにした。
今回の発表はインドのNarendra Modi首相が臨席し、ワシントンD.C.で開催されたイベントで行われた。Bezos氏によると、Amazonは2016年中にインドでAmazon Web Services(AWS)のリージョンを開設するほか、ハイデラバードに同社最大のソフトウェアエンジニアリングおよび開発センターも設立するという。こうした発表に先立ち、Appleもインドで同様の動きを見せている。
Bezos氏は声明で、「当社はすでにインドで約4万5000人の雇用を生み出しており、引き続きインド経済に大きな可能性を見出している」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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